第1回 サラダ油ランプの作り方
- 2016年7月26日
キラキラ実験教室B組について、注意事項を良く読んでください。
ガソリン、アルコール、灯油などサラダ油より揮発性の高い燃料は絶対に使わないでください。火事になる恐れがあります。
必要材料
タコ糸(50㎝程度)
アルミ缶(1個)
サラダ油少々(廃油でも可)
缶が入る大きさの耐熱ビン(今回は100円ショップで買いました。)
キリ(直径2㎜程度)
はさみ(洋裁ばさみなど高いはさみは使わないでください。)
手順
① 缶の底の中心にキリで糸が入るくらいの穴をあける。
② 底から約1cmのところに沿って円を描く。
③ 図のように持つところを残し切り落とす。
④ 50~60cm程度のタコ糸を四つ折りにし、缶にあけた穴に合うサイズの芯を作る。
⑤ 芯を穴に入れる。(キリを使うと入れやすいです。)
⑥ ビンにサラダ油を入れる。
⑦ 缶を浮かべて、芯全体に油が染み込むまで待つ。
⑧ 火をつける(最初はすすが出ますが、しばらくすると出なくなります。)
※使っていくと芯が短くなっていくので、短くなったら下から引っ張り出します。
消すときは燃えないふたをかぶせて、酸素がなくなるようにします。
関連知識
①タコ糸は綿のものを使っており、綿は210℃で燃えます。
②サラダ油の引火点(火を近づけたら引火する最低温度)は315~324℃だと言われています。
③参考までに 灯油:40~60℃、アルコール:100%で13℃です。
④耐熱ガラスの常用使用温度は110℃、最高使用温度は380℃です。